*あれから四半世紀余りが過ぎ、90年代のエルトンの活躍振りにはほとんど関心を示さなくなっていたのですが、21世紀に入ってから底力を見せつけられるとは思いも寄りませんでした。4年振りのオリジナル・アルバムは、未だに瑞々しい感性を保ち続けていることを証明して見せた作品だと思います。エルトン・ジョンに好意的でない人に言わせれば、70年代前半の音作りを現在の手法で再現しただけと一蹴されてしまうことでしょうが、ここまで完璧にやり遂げるのはかえって難しいのではないでしょうか?
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洋楽のアルバムにはどうして解説がつくのだろう。憶測や未確認情報による一時凌ぎ的な内容だったりすると、解説や対訳の原稿料分、定価を下げて欲しいと思うことがある。インターネットに頼らなくても、音楽雑誌や新聞の芸能欄などでアーティストの動向や作品についての情報がいくらでも手に入る時代になったのだから、歌詞(できれば読み仮名付きで!)やレコーディング・データだけで十分だと思うのは私だけだろうか?
ようやく日本盤が出ました。8月に都内のCDショップで偶然見つけて、全曲フル・バージョンで試聴してから、丸々2ヶ月のガンマン(我慢)でした。なぜ2ヶ月も待てたのか?それは、輸入盤なのにどういう訳か3,000円近い値が付いていたからです。国内盤が出れば2,548円のはず(実際には2,520円)。
1999年初冬、まさかのニュー・アルバム発表と来日公演で往年のファンを狂喜させたJefferson Starshipのライブ・ビデオです。1983年にVHSで発売されたものがDVD化されていました。1982年に発表されたアルバム“Winds Of Change”のツアーの模様が収められています。
8年振りのオリジナル・アルバム“Love Makes The World”のリリース(日本発売未定?)を記念して、改めてこのライブ・ビデオ(こちらは国内版DVDも発売になります)を取り上げることにしました。8年前のアルバム”Colour Of Your Dreams”のリリース当時のツアーから、TV放映用に収録したものを商品化したようです。