角松敏生のライブ・レポートが捗らない。周辺的な事象にばかり注意が行ってしまって、なかなか本題に入れない。そういう事態にならないように、先日周辺的トピックをこちらに掲載したが、それでも足りないらしい。
ライブ・レポートに間接的に関わりがあるとは言え、本題まで物凄く遠回りをしているので、その部分を抜粋して、こちらに転載することにした。多分、これでようやくコンサートそのものの感想に進めると思う。
ライブ・レポートに間接的に関わりがあるとは言え、本題まで物凄く遠回りをしているので、その部分を抜粋して、こちらに転載することにした。多分、これでようやくコンサートそのものの感想に進めると思う。
それまでは、以下の抜粋をお楽しみ下さい。というか、掲題にもある通り、会場について概要や個人的な印象を綴っています。もし訪れる機会がありましたら、参考にしていただけると有難いです。
会場のTachikawa Stage Garden(正しい表記だと全部大文字、以下「TSG」)は、東京西部・立川市の米軍撤収後の基地跡に、一番最近の再開発で誕生したGreen Springs(正しい表記は全部大文字)の中にある。JR立川駅方面から徒歩で来た場合、施設(敷地)の入口では近場から移転し来た多摩信用金庫の本店が出迎えてくれる。
金融機関脇の大階段を上って、庭園のような中庭を進んでいくと、その名の通りどこからともなく水が湧く(人工)池がある。会場に直接向かうなら、大階段は上らずに、東側の遊歩道を多摩モノレールに沿って、IKEAへ向かって歩いて行く方が早いし確実だ。
理由は、行けば分かる。初めてTSGへ行くなら尚更だ。中庭を進んでいくと、一番奥に建物が見えてくる。ところが、どこにも建物名の表示が無い。無くても分かると思うが、近づくに連れて、入口らしき所が全く客を出迎える気配がないことに気付くだろう。開場時刻を過ぎていれば、尚更不安になるだろう。
そして、ここからが更に紛らわしい。建物の右側に沿うカスケード(階段状の坂)が、その先に入口があるかのごとく、多くの初来訪者を誘う。そのまま建物の裏側に回ると、キャー
・・・・向かいのIKEAが一望できる。更に進んで、半回廊の終点にあるのは、The Dragonfly BarというバーとSky Deckだ。
「Green Springsの終着点」というコンセプトはいいが、建物の外周を半周以上も歩かせるという辺境地ぽさは、ちょっとやり過ぎな気もする。あれが目的で、わざわざカスケードを上って行くのは、逆に勇気のようなものが必要な感じだ。
さて、TSGの本当の入口はどこかと言えば、カスケードの更に右側にある大階段を下った所にある。モノレールで北から来たら、右側車窓から眼下に見えるが、車内で見たということは、シャ~ないなぁ~。手前の高松駅で下車し忘れたんですね。立川北駅で下りて、徒歩で戻りましょう。線路沿いだから、今度こそ通り過ぎることはないはず?
それにしても、どうしてStage Gardenなんですかねぇ~?建物の南側、Green Springsに面した部分には、芝生の広場がある。舞台とは対面に当たる2階正面スタンド後部を解放すると、建物から続く野外ステージ(兼 客席?)になるらしい。その時、あの入口らしき部分の本当の役目が明らかになる。斬新なアイディアだとは思うが、今までにそんな使い方をしたことがあるのだろうか?
だったら、Garden Stage(庭舞台)の方が相応しいんじゃないか?だが、TGSだと不都合がある。「東京ゲームショウ」と同じの略称になってしまう。実際に使われる頻度は少なさそうなだけに、語順を変えたのかもしれない。これが思わぬ副産物を生んだ。TSGはまんまMSGのパクりだ・・・・とも解釈できる。
MSGといえば、洋楽ロックファンなら、Michael Schenker Groupが真っ先に思い付くだろう。彼等がもしニュー・ヨークでライブを開催したら、会場はきっとMadison Square Gardenだろう。正にCity in City(あっ!ご存じない?(^^;))みたいに、MSG at MSGだ!コンサート会場として考えたら、あの有名な場所に肖ったんだろう。
最大キャパ3,000を誇るのは、東京西部最大規模のホールだが、両サイドのスタンド席は設計ミスというよりは、建設費節減の手抜き設計だ。45度ステージへ向けた座席にしたら厄介な構造になるが、1階客席を向いた配置なら、長座席の上に席を仕切るクッションを置くだけで済む。
舞台上から客席を眺めた角松敏生の「多目的ホールだから」という言葉には、両サイドの席が舞台を向いてないことへの苛立ちもあるのかもしれない。ツアー初日にも拘わらず、満席とならなかった悔しさも滲ませていた。TSGが神奈川県民に代わって、新たな初日会場になることは、雰囲気的に難しいかなと思った。
ならば、敏生さん、イイ物件がありますよ。府中の森芸術劇場です。かつてユーミンとかがツアー初日に使った所です。J:COMホール八王子(=八王子市民会館)という手もありますよ。
ただ、両会場とも、多摩地区(東京都の市町村部の総称)としては南寄りなので、どうでしょうか?今でも北多摩とか西多摩とか呼ばれる地域や、埼玉県方面からお越しになる皆さんには、歓迎されないかもしれません。
もちろん南から来る皆さんには、好都合でしょう。おまけに、山梨や長野から特急で往復するにも、八王子なら立川よりチョッピリ便利だし、駅から近い。そもそも神奈川県民ホールだと、最寄り駅はみなとみらい線の日本大通り駅か元町・中華街駅だから、メリットがあるのは東横線・副都心線沿線の住人くらい?
SunHeroは結構横浜までコンサートに出掛けているが、県民ホールは4回しか訪れていない。ダントツ18回の横浜アリーナは、東京西部から出掛けた際に最も近く、実は仕事帰りにも東京駅から新幹線という離れ業で、開演に間に合ってしまう。
この他にも、横浜文化体育館(昨年「横浜BUNTAI」に生まれ変わりました)とはまぎんホール ヴィアマーレが5回、関内ホールが4回だ。どういう訳か、18回も訪れている横浜アリーナだけど、角松敏生の周年コンサートをまだ見たことがない。来年は45周年だから、どうしようかなぁ~。
会場のTachikawa Stage Garden(正しい表記だと全部大文字、以下「TSG」)は、東京西部・立川市の米軍撤収後の基地跡に、一番最近の再開発で誕生したGreen Springs(正しい表記は全部大文字)の中にある。JR立川駅方面から徒歩で来た場合、施設(敷地)の入口では近場から移転し来た多摩信用金庫の本店が出迎えてくれる。
金融機関脇の大階段を上って、庭園のような中庭を進んでいくと、その名の通りどこからともなく水が湧く(人工)池がある。会場に直接向かうなら、大階段は上らずに、東側の遊歩道を多摩モノレールに沿って、IKEAへ向かって歩いて行く方が早いし確実だ。
理由は、行けば分かる。初めてTSGへ行くなら尚更だ。中庭を進んでいくと、一番奥に建物が見えてくる。ところが、どこにも建物名の表示が無い。無くても分かると思うが、近づくに連れて、入口らしき所が全く客を出迎える気配がないことに気付くだろう。開場時刻を過ぎていれば、尚更不安になるだろう。
そして、ここからが更に紛らわしい。建物の右側に沿うカスケード(階段状の坂)が、その先に入口があるかのごとく、多くの初来訪者を誘う。そのまま建物の裏側に回ると、キャー

「Green Springsの終着点」というコンセプトはいいが、建物の外周を半周以上も歩かせるという辺境地ぽさは、ちょっとやり過ぎな気もする。あれが目的で、わざわざカスケードを上って行くのは、逆に勇気のようなものが必要な感じだ。
さて、TSGの本当の入口はどこかと言えば、カスケードの更に右側にある大階段を下った所にある。モノレールで北から来たら、右側車窓から眼下に見えるが、車内で見たということは、シャ~ないなぁ~。手前の高松駅で下車し忘れたんですね。立川北駅で下りて、徒歩で戻りましょう。線路沿いだから、今度こそ通り過ぎることはないはず?
それにしても、どうしてStage Gardenなんですかねぇ~?建物の南側、Green Springsに面した部分には、芝生の広場がある。舞台とは対面に当たる2階正面スタンド後部を解放すると、建物から続く野外ステージ(兼 客席?)になるらしい。その時、あの入口らしき部分の本当の役目が明らかになる。斬新なアイディアだとは思うが、今までにそんな使い方をしたことがあるのだろうか?
だったら、Garden Stage(庭舞台)の方が相応しいんじゃないか?だが、TGSだと不都合がある。「東京ゲームショウ」と同じの略称になってしまう。実際に使われる頻度は少なさそうなだけに、語順を変えたのかもしれない。これが思わぬ副産物を生んだ。TSGはまんまMSGのパクりだ・・・・とも解釈できる。
MSGといえば、洋楽ロックファンなら、Michael Schenker Groupが真っ先に思い付くだろう。彼等がもしニュー・ヨークでライブを開催したら、会場はきっとMadison Square Gardenだろう。正にCity in City(あっ!ご存じない?(^^;))みたいに、MSG at MSGだ!コンサート会場として考えたら、あの有名な場所に肖ったんだろう。
最大キャパ3,000を誇るのは、東京西部最大規模のホールだが、両サイドのスタンド席は設計ミスというよりは、建設費節減の手抜き設計だ。45度ステージへ向けた座席にしたら厄介な構造になるが、1階客席を向いた配置なら、長座席の上に席を仕切るクッションを置くだけで済む。
舞台上から客席を眺めた角松敏生の「多目的ホールだから」という言葉には、両サイドの席が舞台を向いてないことへの苛立ちもあるのかもしれない。ツアー初日にも拘わらず、満席とならなかった悔しさも滲ませていた。TSGが神奈川県民に代わって、新たな初日会場になることは、雰囲気的に難しいかなと思った。
ならば、敏生さん、イイ物件がありますよ。府中の森芸術劇場です。かつてユーミンとかがツアー初日に使った所です。J:COMホール八王子(=八王子市民会館)という手もありますよ。
ただ、両会場とも、多摩地区(東京都の市町村部の総称)としては南寄りなので、どうでしょうか?今でも北多摩とか西多摩とか呼ばれる地域や、埼玉県方面からお越しになる皆さんには、歓迎されないかもしれません。
もちろん南から来る皆さんには、好都合でしょう。おまけに、山梨や長野から特急で往復するにも、八王子なら立川よりチョッピリ便利だし、駅から近い。そもそも神奈川県民ホールだと、最寄り駅はみなとみらい線の日本大通り駅か元町・中華街駅だから、メリットがあるのは東横線・副都心線沿線の住人くらい?
SunHeroは結構横浜までコンサートに出掛けているが、県民ホールは4回しか訪れていない。ダントツ18回の横浜アリーナは、東京西部から出掛けた際に最も近く、実は仕事帰りにも東京駅から新幹線という離れ業で、開演に間に合ってしまう。
この他にも、横浜文化体育館(昨年「横浜BUNTAI」に生まれ変わりました)とはまぎんホール ヴィアマーレが5回、関内ホールが4回だ。どういう訳か、18回も訪れている横浜アリーナだけど、角松敏生の周年コンサートをまだ見たことがない。来年は45周年だから、どうしようかなぁ~。
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