先月末に発症した扁桃腺の炎症は、二度の耳鼻科通院を経て、回復してきたかと思われた。ところが、一向に咳が治まらない。もはや単なる喉の腫れではないと思い、昨日内科を訪院した。

恐怖゙(=胸部) のX線撮影で、両肺の下部に炎症らしき影があると診断された。要は、軽度の肺炎だ。医学用語でニューモニアと言うラシア。(”べらぼう”風?)

抗生剤を3種類、処方された。1種類は、一日一回、三日間の服用で、一週間効果が持続するそうだ。つまり、一週間経っても症状が改善しない場合は、再診となる。また、X線撮影で炎症の状態を確認することになる。

他の2種類は、耳鼻科でも処方されていたもので、そっちを飲み切ったら、こっちを服用するよう指示された。ちょっと尋常じゃないなと思ったのは、耳鼻科では10日分だったが、内科では30日分だったこと。暗に、長期戦の覚悟を促されたようなものだ。

丁度、昨日から Eric Clapton の来日公演が始まった。もう二度と、病気で断念なんてことはしたくない。せめて、当日までに咳が治ってくれればいいのだが、その前に風呂に入りたい。もう半月以上、入浴していないからだ。

他にも、支障を来していることがある。老齢年金の受給手続きだ。書類は随分早く届いたが、途中から記入方法が分からなくなったので、年金事務所に出向くことにした。既に2回、予約を変更している。

いま有効な予約は、4月28日。ECの4日後だ。もし、よくなりかけていた肺炎が、EC強行でぶり返したら、どうしよう?

日本武道館といえば、大学生の頃、Journeyの来日公演を見に行って、翌日風邪で寝込んでしまった苦い経験がある。最近も(還暦を過ぎたら)観劇や映画鑑賞など、予約しておきながら、体調不良でパスする機会が増えている。特に、前者の損失は万円単位だから、家計への影響も絶大だ。

これでも、損失対策として、それなりにセーブしている。例えば、角松敏生が立川まで来てくれるというのに断念したり、BONNIE PINK の “Tiny Kitchen“ Tourも追加席のチケット販売にすら飛び付かなかった。

否、体調よりも深刻なのが、チケット料金だ。バブル景気の崩壊後10年以上も続いたデフレの時代にも、チケット料金は上がる一方だった。コロナが明けたら、状況は更に酷くなった。まるでコロナ禍で稼げなかった分まで取り返そうと言わんばかりの勢いだ。

特に酷いのが、来日アーティストだ。一番安いチケットでも一万円台だし、SS席よりも高いVIP席が用意されるのも当たり前になってきた。ディナーショーで5万円とかなら安い方だけど、キャパ1万人以上の会場でSS席=5万円とかって、暴利を貪られているみたいで非常に不愉快だ。

こうなると、舞台演劇を見に行くのが、随分割安に思えてくる。先月、一週間で2回も観た「屋根の上のヴァイオリン弾き」は、一番高い席でも16,000円だ。先々月のTodd RundgrenのBillboard Live公演は、グルメプラン付きにしても19,700円だった。

それにしても、Dogwoodさんに奢って貰ったカクテル2杯は、格別だった。SunHeroがカクテルばかり飲んだのを驚いていたが、SunHero的にはDogwoodさんが生ビールをパイントで注文したことこそ、カッコええなぁ~と思った。

基本的にビールを飲まなくなったことで、メタボ=生活習慣病予備軍を除隊できたので、ビール系飲料は飲もうとしなくなった。近年は専らウィスキーを瓶で買って、各種炭酸飲料で割るか、炭酸飲料と余り価格差のない缶サワー(焼酎使ってなくても缶チューハイは変でしょ?)が主流だ。

ただし、今は肺炎の治療に 万年 専念するため、断酒している。治療の先には、コンサートが控えているからだ。一に養生、二に養生、三に養生、ひたすら養生だ。まだ肺炎で死ぬ訳には行かない。p(^^)q