途中で話題が変わっているという主旨のご指摘をいただきましたので、エンタメウェブロッジの当該トピックの後半部分を転載しました。


<<助走 (序章)>>

Slow LIVE '15 以来の長丁場のイベントに行くことにしたはイイが、東京ガーデンシアターより交通の便が悪い有明アリーナ、入退場からして不満だったのは、アチラで述べた通り。

唯一賢明な判断だったと思うのが、レンタカーで出掛けたことだ。一度不愉快な思いをした日産レンタカーに、名誉挽回のチャンスを与えた。現地での駐車場は、🅿タイムズ24で探した。

楽天トラベル経由で申し込んだ場合、いくら安くなるのか調べなかったが、オリックスレンタカートヨタレンタカーと比較した結果、またもや日産が最安だった。しかも、セルフチェックインという事前手続きが、最安料金適用の条件だった。

運転免許証による本人確認登録と審査があるため、余裕を持って予約する必要があった。だから、2週間くらい前に予約をし、セルフチェックインの手続きに臨んだ。審査結果が出るまで、4日ほど掛かった。これでやっと予約完了だ。


<<営業所>>

当日は営業所でスマートに(=すぐ)借りられるものと思っていたが、予約時刻の10分くらい前に着いたのに、先客がいて待たされた。ようやくSunHeroの番が巡ってきた時、既に10分くらい過ぎていた。この20分の サンフランシスコ ロスは痛かったぁ~!

その頃には、一体どこから現れたのか、もう一人の所員がいて、SunHeroの後に来た客に即時対応した。前回の非礼があったので、思わず文句を言ってしまった。遅れてきた方が待たされない!そんなリムジン(理不尽)な。クルマ🚙の話だけにネ (^_-)-☆
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結局、営業所を出発したのは、遅れること30分くらい。何に手間取ったかと言えば、クルマの操作方法の確認だ。スタートボタンの場所(下の写真の右端の凹み)すら分からなかったのだ。OTTIワゴンRとは、全く勝手が違っていた。
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マウスサイズのシフトノブ(シフトレバーとは呼ばないんですね)やサイドブレーキ、ETCカードの差し込み口、ナビの操作方法やスマホの音楽をカーオーディオで再生する方法、等々・・・・とうとう、ハンドル部分に組み込まれていた各種操作ボタンの説明を、聞く余裕がなくなった。

所員の方も、行き先設定が出来たら、それ以上の質問には答えたくないような素振りだった。こっちも、正午までに会場に着いておきたかったから、致し方なかった。


<<東雲ドライブ -往路->>

実際、往路は調布インターから先、永福町の料金所まで渋滞だった。霞ヶ関ランプを出たら、もう正午だった。だが、休日の都心の道路は、スイスイのスイ~だ。環状2号に入ってしまえば、有明まで一本道だ。築地の辺りで地上に出ると、雨に降られた。

有明エリアに入ると、雨は止んだが、緊張が走った。ナビが選択したルートと前日に調べておいたルートが、違っていたのだ。当初曲がるはずだった交差点を、過ぎてしまった。確かにナビが提示した交差点の方が、曲がれば東雲まで一本道だった。

タイムズ 123+N東雲店そうなのだ!一旦、有明アリーナの脇を通り過ぎた。近隣のコインパーキングはどうせ満車だったろうし、有明ガーデンの駐車場なんて、高いし遠いし・・・・だから、東雲で100台以上駐められる所を見つけた時は、ココしかないと思った。

駐車後24時間の最大料金は1,980円。東京ガーデンシアターへ行った際に駐めた所は、近隣より1,000円以上安い最大1,400円。着いてみれば、出庫(空き)待ちの車列。考えることは、皆同じか。

えっ?東雲の方が遠いって?距離的にはそうかもしれないが、国際展示場や東京テレポート方面へ行く都バスが、日中は引っ切りなしに通る。東雲一丁目バス停から4つめ、有明小中学校前バス停まで5-6分だった。ホンマ、都バスは飛ばす!

ただ、有明アリーナの外周を3/4も歩かされるとは思っていなかったので、バスを降りてから進行方向に歩いてしまった。少し戻って信号を渡れば、5/8周程度で済んだからだ。

ようやく会場入りしたのは、開演15分くらい前。退場時に、東雲方面へ行くルートが想定されていなかったことにも、内心、腹を立てた。公式サイトでも会場でも不案内なことばかり。ホント!Slow LIVE を見習って欲しい。


<<東雲ドライブ -復路->>

規制退場とか全然やらないから、擦った揉んだしそうになりながら会場を後にした。バス通りに出たら、もうバス停にバスがいた!仕方なく、徒歩で東雲を目指したが、途中でバスに抜かれることは無かった。休日の夜22時頃なんて、そんなもんだ。
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パチンコ屋の6階に駐めたことは覚えていたが、どこら辺に駐めたか、うろ覚えだった。試しに、クルマのロックを解除してみたら、光った!あれだ!手土産のトートバッグや傘を後部座席に置いて、一旦駐車場を出た。だって、まだ12時間も経ってなかったし、買い物したかったし。
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そこのオッサン、東雲界隈、ご存じなんですか?あそこには、イオンTOBUもある。イオンカード持ってるし、食料品階は24時までみたいだし・・・・なんかコロナ禍前のコンサート帰りみたいな、ウキウキ気分になった。でも、ちょっと買いすぎ~の重すぎ~ので、クルマのロック解除に苦心した。

さて、日付が変わる前に駐車場に戻った。こんな時間まで、何してたんだか、同じトートバッグを持ったカップルとエレベーターで一緒になった。奴らは5階で下りた。高速さえ混まなければ、SunHeroだって5階に駐められたかもしれない。

いざ、帰るぞ!復路のルート、ナビと意見が分かれた。そうこうするうちに、日付が変わってしまった。ナビは首都高深川線経由を提案してきた。首都高の料金、MAXになっちゃうじゃん!そのせいで、来た道へ合流するまでは、目視による標識頼みになった。

案の定、曲がる交差点を間違えたら、行き止まりだった。深夜に生き止まりかと、絶望的な気分になった。よく考えたら、ゆりかもめを目印にすれば、道を間違えることも、徒に不安がる必要も無かった。

どうにかゆりかもめの道路に出た。カモメの群れ(=高架線)に導かれて、豊洲市場(豊洲6丁目)のド真ん中の交差点に到達した。ここでゆりかもめとお別れだ。

長い信号待ちをしている間に、スマホで現在位置を確認した。ココを右折すれば、後は往路を辿るだけ。気持ちは楽になったが、油断は禁物だ。ナビは直進して、台場ランプから首都高に入るルートを、しつこく提示していたからだ。

軽やかなアクセルワークが心地良くて、うっかり100キロ超えになったら、アラートが鳴った。築地付近から地下に潜ると、どこから現れたのか、後続車に次々に抜かれた。その一台の後をついて行くと、あっという間に虎ノ門ヒルズの下を通過して、地上に出た。

その頃には、ナビも降参してくれていた。おまけに、溜池交差点を通らない近道で、霞ヶ関ランプまで案内してくれた。右折レーンの路面標識はなかったが、右折可だったんだ。

首都高に入ってしまえば東雲(シメタ?)もの。かつて可愛いアイシャ(愛車)で走り慣れた道を快走。しかも、クルマはハイブリッドのノートeパワーだぜ~。

往路は2時間近く掛かったのに、復路は~ひょっとして空を飛んじゃった?って感じ。首都高抜けると、あとは ”中央フリーウェイ” の歌詞の通りに走ったんだから。(笑)

イオンで買った弁当、美味しかった。よく考えてみたら、前日、日付が変わったばかりの頃に、夜食(朝食?)を取っただけ。一睡してからは、有明アリーナで食べたホットドッグと串刺しフランクフルトとまい泉のヒレかつサンドだけ。持参したMatchを取り上げられたのは、本当にキツかった。


<<返却>>

翌朝、早速、営業所へ返却に行った。途中ので給油した。5.60ℓで918円!164円/ℓだから、まだまだ高いねぇー。

さて、着いたら、どこに駐めたら良いのか分からず、事実上、路チュー 路駐状態。レンタカー専用駐車場は、SunHeroには到底車庫入れできるような広さでは無く、そんなスペースでキビキビとクルマが整列されていく。

そこから現れたのは、前日の要領の悪い男性所員とは月とスッポンポンの美人さん。「お疲れ様でした」と声を掛けてきた。一瞬、どうすれば良いのか、分からなくなった。そうだ!京都へ行こう?・・・・いや、クルマから下りよう。

すると、矢継ぎ早に「キーをお預かりします」、「お忘れ物はございませんか?」、「少々お待ちください」、「こちらが貸渡計算書です。ありがとうございました。またのご利用、お待ちしております」と、本当に手際が良かった。

計算書によると、走行距離は109km。従って、燃費は大体19.46km/ℓ。トヨタレンタカーで借りた車はヤリスで、東京ガーデンシアター(有明ガーデン内)往復した時は、20km/ℓ超えだった。別の機会では、まさかの29km/ℓ。本当に満タンにして返したのか、不安になった。

なのに、懲りずに日産レンタカーにしたのかって?顧客評価が★5つと★1つにハッキリ分かれていて、どういうことなのか確かめたかっただけ。返す時の手際の良さ、ぜひ借りる時にも、そうあってほしい。

運転のしやすさで比較したら、ヤリスだね。ノートeパワーは、ルームミラーがリアカメラの映像を映していて、普通幅のミラーに広角画像は非常に見辛かった。多分、切り替え方法があるんだろうけど。

エンジンブレーキの利きが良すぎた。本来、高速では後続車に追突されないよう、こまめにブレーキを踏むところ、その前にエンジンブレーキだけで、ガクンと減速した。更にブレーキを踏むのは、追突されかねない恐れがある。

note shift knob panelマウスのようなシフトノブは動きが小さくて、都度目視で確認した。帰路、「P」にして駐車したはずが、サイドブレーキ(左の写真下部の赤いランプが点いている所)を解除した途端、後ろへ動き出してアラートが鳴った。高齢者の事故が多いのは、こういうことなのかと実感した。(どんなミスをしたのか、わかりますか?)

一方、ヤリスは発進時の加速はイマイチだったが、30km/hくらいから滑らかなになった。プリウスで高齢者の事故が相次いだ教訓が、生かされているのだろう。


<<今後のクルマに期待すること>>

どのメーカーのクルマにも言えることだが、センターラインや車線ラインを跨ぐとアラームが鳴る。ならば、歩道に入ってしまったり、逆走しそうになったりしたら、なぜクルマを強制停止することができないのか?

更に要望するなら、頻繁な急加速や車線変更を繰り返す(あおり運転の)場合、急加速・急ハンドルが出来なくなるよう、危険運転防止装置(仮称)を取り付けるべきじゃないだろうか?

もし危険な運転で事故を起こしたら、運転免許永久剥奪。死傷者が出たら、有無を言わさず、危険運転致死傷罪を適用。事故にならなかった場合でも、そういう装置の付いたクルマ以外の運転を禁止する。そんな法律が設けられるべきだと思う。

将来的には、クルマの運転は、AlexaやOK Googleなどで音声コントロールするようになるかもしれませんね。ドアロックの解錠にも、音声認証や指紋認証、運転者がクルマから10m以上離れるとオートロック。人間がハンドルを握るから、アクセルを踏むから、事故が起きる訳だから。

たまにレンタカーを借りると、色々と考えさせられます。