日本盤DVDが出るのは、これが初めてのようです。この映画を初めて見たのはTVでした。このDVDには収録されていませんが、ナント日本語吹き替えでした。 中世の雰囲気を醸し出すため映像は全編に渡って暗く、写っているはずの役者が画面のどの辺にいるのか分からない場面が多くて苛立ちましたが、ストーリーには完全に引き摺り込まれてしまいました。
あのときの苛立ちがそうさせたのでしょう。レンタル店で偶然このビデオを見つけて衝動借りしましたが、暗いだけでなくノイズだらけでした。私と同じ思いで借りた人が既に沢山いたようです。 で、早速届いたDVDを見たのですが、やはり暗い!コントラストを調整したら画像全体が白茶けてしまいましたが、かつてどうしても見えなかったものが見えてきたので、それだけで感激してしまいました(笑)。
やはりアメリカでヒットしなかった映画は、日本でも冷遇されてしまうものなのでしょうか?1987年には日本でも劇場公開されたようですが、 当時“007”のイメージからの脱却に苦慮していたショーン・コネリーは、長い役者人生の中でもドン底にあったようで、集客力もなかったようです。 境遇が好転したのは、翌年の「アンタッチャブル」でアカデミー助演男優賞を受賞してからのこと。いぶし銀の演技が評判になった「レッド・オクトーバーを追え!」で、 ようやく“007”の呪縛から解き放たれた感がありますが、その原点は既にこの映画に見て取れます。
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あのときの苛立ちがそうさせたのでしょう。レンタル店で偶然このビデオを見つけて衝動借りしましたが、暗いだけでなくノイズだらけでした。私と同じ思いで借りた人が既に沢山いたようです。 で、早速届いたDVDを見たのですが、やはり暗い!コントラストを調整したら画像全体が白茶けてしまいましたが、かつてどうしても見えなかったものが見えてきたので、それだけで感激してしまいました(笑)。
やはりアメリカでヒットしなかった映画は、日本でも冷遇されてしまうものなのでしょうか?1987年には日本でも劇場公開されたようですが、 当時“007”のイメージからの脱却に苦慮していたショーン・コネリーは、長い役者人生の中でもドン底にあったようで、集客力もなかったようです。 境遇が好転したのは、翌年の「アンタッチャブル」でアカデミー助演男優賞を受賞してからのこと。いぶし銀の演技が評判になった「レッド・オクトーバーを追え!」で、 ようやく“007”の呪縛から解き放たれた感がありますが、その原点は既にこの映画に見て取れます。
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