音楽旅館SunHeroアーカイブ&Beyond

GAIAXの無料HPサービスに掲載していた「音楽旅館SunHero」(2000年)~「音楽ペンションTR-fan」(2005年)のアーカイブでしたが、
“~&Beyond”として新コンセプトで再開しました。よろしくお願い致します。尚、当ブログではアフィリエイト広告を利用しております。

カテゴリ: ライブレポート [来日](Archive)

結局、先月は昨年の個人的な総括だけで終ってしまいました。このところライブレポートに限らず、新ネタが滞りがちで申し訳ありません。仕切り直して今月から頑張りたいと思います。とは言っても、今更クリスマスまで遡るのも時期ハズレ(でも、何らかの形で記録に残したいと考えております)なので、一番最近のライブからスタートします。

ほぼ4年周期で来日してくれるSTING。今回は2000年の秋以来4年3ヶ月振り。過去の苦い経験から真冬の来日には不安があったが、いざ蓋を開けてみれば全くの危惧だった。過去3回行ったコンサートとは比較にならないほどバイタルな姿に圧倒された。今回仕事をキャンセル(?)するほど酷い風邪をひいたのは私の方だった(笑)。

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来日公演もこんな感じでした

春に出たニュー・アルバムのプロモーションで、Todd Rundgrenが2年振りの来日公演を行なった。バンドを引き連れてのライブとなると実に9年振りだ。しかも、一人を除いて9年前と同じメンツだ。おまけに、その「一人」がユートピア・ファンには堪らなく嬉しいKasim Sulton。いわば今回の来日の目玉だ!バンドは新譜のタイトルに因んで“The Liars”と命名されたようだが、非公式なのか前面に出ることはなかった。

ツアーがスタートした4月頃はリハが不十分だったらしく、芳しくない評判が伝わってきたが、ツアー最終の地に選ばれた日本では余裕のジャム・セッションが繰り広げられたりして、大いに楽しめた。個人的には様々な事情があって結局一公演しか見に行けなかったが、2年前のブルーノート・ツアーと違ってセットリストが固定されていたので、一回でも見れたことで良しとすることにした。

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全焼した音楽ペンションsunhero@eclatの瓦礫の中から見つけたレシピー第九弾!◆

originally uploaded on October 26,2003


YES 初来日から30年、メンバーの目まぐるしい変動を経て、ついに30年前と全く同じメンツで“YES”は来日しました。 だから、ああいうツアー・タイトルなんでしょうね、きっと。流石に当時は、まだ洋楽を聞き始めたばかりだったため、私は体験していません。 ホントだよ!! 先月の特集の通りなんだから~!(私、何でこんなに意地になっているんだろう?)

悲しい哉、私のYESライブ初体験は初来日から15年後の2度目の来日公演でした。つまり、通称“90125YES”と呼ばれる「ロンリー・ハート」の全米ナンバーワンヒットを放ったメンツによるものでした。こちらが『本家』なら、ABWHは『元祖』ということになるのでしょうか?『本家』だけでは片手落ち、というか、正直言って物足りなかったので、『元祖』の来日公演にも足を運び、挙句の果てに『本家』+『元祖』による“8-man YES”(8人イエス、欧米でもこう呼ぶのかな?) にも行きました。

もうこれで十分だと思っていたのですが、キーボード不在のままアルバムを作ってしまった“YES”にRick Wakemanが復帰したという 情報を聞き付け、程なくしてUDOさんから来日情報。30年前を知らない私(クドイ?笑)でしたが、大枚叩いてチケット買ったら、メンバーの 怪我による延期!気長に7ヶ月待ちましたわ。(苦笑)

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ポピュラー音楽史上最強のデュオ=Daryl Hall & John Oatesが、昨年に引き続き来日してくれました。過去の経験から、ダリルの声にハリがあるうちに行きたいと思い、今回の来日で3公演目に当る東京初日(5/24)に出かけました。以後のコンサートを楽しみにされていた方々に配慮して、今日まで掲載を控えておりましたが、以下はSunHeroの寸評(?)です(笑)。

彼等のコンサートには何度か足を運んでいますが、その中では今回が最高に楽しめる内容でした。これで座席が良ければ、申し分なかったんですけどね。会場の構造上の問題で、どうしてもステージとの距離を意識せざるを得なかったからです。

土曜日の公演ということもあって、チケットはソールドアウトということだったので、稀に見受けられた空席はダフ屋の売り損ね分だったのだと思います。あるいは、仕事などで開演に間に合わなかった人達の席だったのかもしれません。とにかく、2階最後列までビッシリと人・ひと・ヒトでした。

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あれから、もう10日が経ちました。私にとっては、GW中唯一の娯楽だったコンサートのことです。PCの修理以降、映画ネタに傾倒していたオーナーSunHeroですが、久々のコンサート・レポートです。

6年振りのオリジナル・アルバム“The Naked Ride Home” のプロモーションを兼ねて、Jackson Browneが5年振りの来日公演を行いました。猛威を振るう「新型肺炎(SARS)」を警戒して来日が延期になったアーティストもいる中、ちゃんと来日してくれただけでも有難いのですが、まさかこんなに長丁場のパフォーマンスをしてくれるとは予想だにしていませんでした。

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ロキシー・ミュージックとして8枚、ソロでは11枚のオリジナル・アルバムを発表してきたロック界の元祖伊達男=ブライアン・フェリー。その二枚目男が11枚目のソロ・アルバム“Frantic”を引っ提げて、昨年の9月のロキシー・ミュージックとしての来日に続いて、今年はソロで7年振りの来日公演を行いました。(11月30日 東京国際フォーラム ホールA)

実は来日メンバーがダンサーも含めロキシーの時とほとんど同じだったので、ロキシーの曲を演奏している間は一年前へタイムスリップしてしまったような感覚でした。そういえば、会場も同じだ!とはいえ、1997年のキムタク主演ドラマ「ギフト」に使われて、日本ではブライアン・フェリーの代名詞的ヒットとなった“Tokyo Joe”を晴れてライブで聞けたので、個人的には見に行った甲斐がありました。

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昨年のビートルズ・トリビュートでの熱演が懐かしいTodd Rundgren、今年は2週間で日本の高級ジャズクラブBlue Noteの系列4店を廻るという、異色の来日公演を敢行してくれました。1日2ステージを10回こなすハードな日程ゆえ、前半最終の9月21日の時点で、既にかなりお疲れの様子でした。もう50代も半ばなのに、どうしてこんなに過酷な仕事を引き受けちゃったんでしょうねぇ~?

私が足を運んだのは、21日のブルーノート東京と28日のモーション・ブルー・ヨコハマでした。もちろん両日とも2ステージずつ鑑賞しました。終電のことを考えると、セカンド・ステージの予約には迷いがありましたが、ほとんどソロに近いパフォーマンスとなると、何が飛び出すか分らないのが常です。しかも、わざわざ出かけて行くのだからと、各日2ステージとも予約してしまいました。案の定、1日2ステージを同じ内容でやるようなアーティストではありません。1時間の休憩が入る2部構成のコンサートと捉えた方が妥当なライブでした。

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