音楽旅館SunHeroアーカイブ&Beyond

GAIAXの無料HPサービスに掲載していた「音楽旅館SunHero」(2000年)~「音楽ペンションTR-fan」(2005年)のアーカイブでしたが、
“~&Beyond”として新コンセプトで再開しました。よろしくお願い致します。尚、当ブログではアフィリエイト広告を利用しております。

2004年10月

このタイプの64MB

お節介な同窓生の押し付けがましい親切で買ったNTT DoCoMoのPHSは、収まりの悪い形状や電池消耗の早さ、付属のイヤホンにリモコン機能が無いという操作性の悪さなどから、しばらく埃を被っていた。ところが7月から通勤時間が長くなったのをきっかけに使い始めた。モチロンPHSとしてではない。メモリースティック・プレーヤーとしてである。約1時間分の音楽が聴けるので、電車に片道1時間ほど乗っている私には好都合だからだ。

ところが、先週末にPCからメモリースティックへ音楽をコピーできなくなってなってしまった。自ら志願して激務に飛び込んだ矢先だけに、出勤途中の電車の中での一時の気休めがなくなってしまったのは大打撃だ。運良く座れて、うっかり寝込んでしまった時には、目覚まし代わりにもなったのに、今じゃ乗り越しが怖くて安心して眠れやしない。(~0~)

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「ライアーズ」ツアーバンドやはり社会人になると平日のコンサートはキビシイ。ましてや欠員に乗じて異動したばかりとなると、コンサートはおろかHPの更新もままならなくなる。しかし、このチャンスを逃したら、安月給の契約社員から抜け出すことはますます困難になるだろう。晴れて正社員になれれば、そして、ある程度融通が利くようになれば、以前のように年間12本ペースでコンサートに行けるようになるだろう。もうすっかり中年だが、今が少年場だ!(爆・・・・正しくは「正念場」!)

ついにTodd Rundgrenの日本公演がスタートしたが、私の心境は複雑だ。丁度2年前の「ブルーノート・ツアー」(仮称)と同様で、東京近郊での全公演を堪能できるような状況ではない。嫌な予感を抱きつつも一公演分のチケットを入手してしまったが、予想以上にキビシイ事態になってしまった。良くて遅刻、下手をすると終演後に会場に到着かもしれない。

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ユートピアのコンサートビデオこれで3,500円+税は高いよ!熱烈なTodd Rundgren ファン以外には見て欲しくないくらいだ。貴重なライブ映像なのは事実だが、ブートレッグ並みの品質だ。元々の音がサウンドボードからダイレクトに録音されたって感じで、PCMだの5.1chだのでDVD化しても意味がない。IDならびにハンドル名の由来(この頃は「音楽ペンションTR-fan」という屋号でした。)にしているほどのファンだから敢えて取り上げるけど、そうでなければ絶対にネタにしない類の作品だ。つまらない作品のために、原稿書きに時間を割くのは無駄じゃん。

よく音楽や映画などの記事で批判的なものを見かけますが、ああいうのは見苦しいね。けなすのは簡単だけど、アンタにそれ以上のものを作れる才能があるのかよ!ってツッコミたくなる。逆にベタ褒めなのも参考になりませんね。評論家のようなレビューを書けとは言いませんが、どんなところが気に入ったのか、理由も含めて明確にして欲しい。せめて試聴できるサイトでも紹介しておいてくれれば、自分の耳で好き嫌いの判断ができるけど。まっ、そういう人のことを批判できるようなこと書いてないけどさ(苦笑)。・・・・おっと脱線した。

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村治佳織イベントポスター高木綾子、竹松舞と共に好きな若手(?)クラシック系器楽奏者の村治佳織を久しぶりに生で見た&聞いた。冒頭に挙げた二人と同様、またもや新星堂の招待イベントだ。8月に取り上げたニュー・アルバムの購入特典に応募した結果だった。

今回は東京郊外にある府中の森芸術劇場の中ホール「ウィーンホール」が会場だった。キャパシティから推察すると250組500名程度の招待ではなかろうか。場所柄とあいにくの雨天にもかかわらず400人程度が集まった。整理番号順の入場だったので後方の席を覚悟したが、独りで行ったのが幸いして客席中央を横断する通路よりも前の席に座れた。

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Tears For Fears 13年振りの新譜このコンビによるTears For Fears(以下、TFF)の前作“Seeds Of Love”は15年前の作品なんですねぇ。私、まだ20代でしたよ(笑)。あれ聞いてRoland Orzaval色が強くなったなと思っていたら、ワールド・ツアー終了後、案の定Curt Smithが脱退。TFFはRolandのソロ・プロジェクトになってしまいました。2000年にはCurtがミニ・アルバム“Aeroplane”、2001年にはRolandもソロ名義で“Tomcats Screaming Outside”をリリースし、いよいよTFFは消滅かと思いましたが、その後二人で音楽活動を再開するという噂が流れてきました。

このアルバム、どうやら昨年既に完成していたようです。当初2003年11月リリースという情報が流れたようですが、今年の1月になってようやくプロモ・シングル“Closest Thing To Heaven”が出回り始めました。やがて4月にアリスタからアルバムが出るということで、アマゾンなどのネット通販でも予約を受け付けてましたよね。ところが、アリスタのお家騒動というか、BGMアメリカのグループ再編の煽りを受けて発売延期に。やがてオフィシャル・サイトなどで一時全曲試聴できるようになりましたが、7月に自分達のレーベルからリリースという話も立ち消えになり、随分とヤキモキさせられました。結局いわば古巣のユニバーサルが配給権を獲得して、9/14にやっとUS盤が発売になりました。幸先よく10/2付The Billboard 200で初登場6番人気の46位でした。

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Christine McVie 20年振りのソロ作昨年のFleetwood Macのアルバムにはゲスト参加だったChristine McVieが、20年振りでソロ・アルバムを発表した。まもなくオリジナル・メンバーでニュー・アルバムを出すDuran Duran とイイ勝負だ。彼女の場合、1970年に初ソロ・アルバムを出しているので、これは3枚目になる。8年周期のリリースがウリだったボストンも、ある意味比較にならないスパンだ。

モチロン、ご存知のように、20年間音信不通だったわけではない。その大半はFleetwood Macのメンバーとして、グループの浮き沈みを経験しながら、音楽活動をしてきた。後からマックに参加したLindsey Buckingham 、Stevie Nicksがマックを離れてもマックに留まっていた。一時グループを離れたが、MTVの番組をきっかけに「噂」のメンツで復活したとき、当たり前だが彼女もそこに居た。なのに、昨年のマックのアルバムには、限りなく不参加に近い参加だった。リリース後のツアーに彼女の姿は無く、マック脱退は決定的だった。

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ケリー・チャン 2004年新譜の第二版数々のCM出演や映画「冷静と情熱のあいだ」で、香港の女優の中でも日本で抜群の知名度を誇る陳慧琳(ケリー・チャン)。日本でも結構CDが出ているのをご存知でしょうか?2年半くらい前には、前述の映画のヒットを受けて、日本語アルバム「GRACE」をリリースしたほどです。香港では年に2枚くらいのペースで、オリジナル・アルバムをリリースしているので、何枚か買い損ねているのですが、今年最初の(ひょっとしたら今年最後の)オリジナル・アルバムを買いました。

前述の梁詠琪(ジジ・リョン)のアルバム紹介でも触れたYesAsiaのキャンペーンの様子伺いをしていたら、本作の第一版があっという間に廃盤になってしまいました。また買いそびれたか?と思う間も無く、第二版が登場しました。ジャケットがモノクロ写真からカラー・イラストに変わったように、中身も増補改訂されました。

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