昨年12月、ようやく日銀の老害が、重い重い腰を上げました。超低金利を継続すると宣言するたびに、のらりくらりと凡人には理解できない説明を繰り返していました。それが一転、相変わらず理解しがたい説明でしたが、長期金利の実質利上げを発表しました。

結果は明白!2ヶ月前には$1>¥140だったのに、129円台まで円高になりました。7ヶ月ぶりの相場だそうです。これが物価高に作用するまでには数ヶ月は掛かるらしいので、2月の値上げは避けられないようです。

モチロン、住宅ローンには早速、悪影響が出ました。やがて、長期金利でも変動制にも、影響が及ぶことでしょう。日本の7割以上を占める中小企業の融資にも。

どうか日本の真っ当な金融機関の皆さん、低金利だったからこそ融資した企業から、貸し剥がしのような非情は絶対にしないで下さい。貸し渋りもダメ!日本の経済は中小企業から活性化していくべきです。

では、大企業は何をすべきか!そりゃ、モチロン、賃上げですよ。それと、公務員は労働の対価としてもらいすぎている連中が多いと思います。だから、賃上げはお預けです。

本当に大変だと思われる保健所の最前線で働く人達や、他の部署からの助っ人の皆さんには、残業代の他に特別割り増しを支給しましょう。コロナ禍の実態を正確に把握するには、こうした人達の誠実な働きが必需だからです。

ただ、金融操作だけで乗り切れるとは思えません。次は、ロシアの武力侵攻を止めさせる努力が必要でしょう。物流の中でも食糧と燃料資源の配給が、正常になる必要があります。

疫病は、今もワクチンや特効薬の開発が進められていると思いますが、中国のように政府見解とは裏腹に、ゼロコロナから一気にフルコロナに転じるようでは、中国国民の不満が爆発するのは時間の問題ではないでしょうか?

天安門事件で反政府勢力を力尽くで押さえ込んだけど、中国の至る所で反旗を翻されたら、中国共産党は政権を維持できなくなるのではないでしょうか?習出席の露骨な権力集約に、国民は皆、不満を抱いていると思います。

卯年の験担ぎ?戦争もコロナもウサギの後ろ足で蹴散らして欲しいものです。