初掲載日=2002年3月8日
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デジタル・リマスターによるRCA/AIR時代の旧作7タイトルの新装再発に合わせて、山下達郎の3年振りのコンサートツアーがスタートしました。そういえば、今日は2回ある『中野サンプラザ Two Days』の初日(ツアー3公演め)ですね。

過去の苦い経験から、前回の“COZY”のツアーを見に行って入会したファンクラブを通じて、初日の厚木公演のチケットを確実にGET!1階16列目だったので、チケットが届いた時はガックリ来ましたが、いざ会場に行ってみると、案外ステージが近く感じられました。しかも椅子の配置が工夫されていて、端寄りの席でしたが、ほぼ正面に達郎が見えました。厚木市文化会館、なかなかイイぞ!

当音楽旅館の『名所案内』登録第一号だった方(元気なのかな?)の紹介で参加した『山下家ML』(正式名称:Street Corner Mailing List)で得た情報から、生まれて初めて自分で車を運転して、コンサートに出かけるという暴挙(?)に出ました。なぜなら、軽く3時間はやるコンサートになるだろうと容易に予測できたからです。

都内23区なら、仮に夜中近くになっても、帰りの交通手段で困ることはないと思われますが、厚木となると・・・・・・調べてみたら、やはり電車の接続が余り良くない。車なら帰りの電車の時間を気にして、コンサートの余韻が冷めてしまうこともない。まあ、終演後の一杯がノン・アルコールになるのが、唯一のデメリットでしょうか?(笑)

ああ、そうそう、今日はコンサートの内容自体には触れません。ネタバレになると、これから行かれる皆さんに申し訳ないですからね。そういう期待をされてここまで読んで下さった皆様には申し訳ありませんが、今日はツアー初日の私の行程をお話するだけです。ただ一言コンサートについて述べるならば『必見!』です。7,500円というチケット代に十分見合う内容でしたよ。

さて、厚木市文化会館は国道246号線沿いという、車で行ってもすぐわかる好立地。そのことを十分に考慮したようで、駐車場のキャパはナント400台!しかも、無料です。会館の隣はガストだし、他にも近くにはデニーズ等のファミレスがあるので、わざわざ10分程度歩いて本厚木駅周辺で時間をつぶす必要もありません。それでも万一駐車できないと電車で行くより高くつくことになるので、少し早めの午後2時頃出発しました。

幹線道路を行っても1時間半はかからないと思っていましたが、途中にいくつかある渋滞の名所をなるべくかわそうと、相模川を渡るまでは脇道を行くことにしました。思った通りスイスイ行けたのですが、相模川を渡る前で国道に入り損ねてしまいました。とりあえず川は渡ったのですが、国道に合流する道が分からず、時間をロスしてしまいました。初めての土地でも勘がいい方なので、カーナビなしでも何とかなりました。結局、1時間半以上掛かりました。

会館敷地内の駐車場には既に100台くらい駐車していましたが、出口近くに車を停めることができました。会館の周辺には既に開場を待つ人たちがチラホラ居て、ロビーではスタッフがツアー・グッズやCD販売コーナーの準備をしていました。

ファミレスに3時間近く一人で長居するのもつまらなかったので、駅周辺をブラつくことにしました。確かPARCOにTower、VIVREにHMVがあった気がしたのですが、MYLORDにVirginがあるだけでした。Disk Unionは趣味が合わないから素通りだし、会館の南側のすみやは時間切れで寄れずじまいでした。

何の収穫も無いまま時間だけが経って5時になったので、会場へ戻って近くで腹ごしらえすることにしました。ガストもデニーズも混んでいたので、回転寿司に入ったのですが、ここもすぐに混んできて落ち着きませんでした。

6時開場ということでしたが、6時少し前にホール入口に着いたら、既に入場を開始していました。物販コーナーには早くも人集りができていて、とりあえずパンフだけは買っておこうと、その中へもぐりこみました。本当は2階へ上がる階段の所に一旦並ばなければならなかったのですが、たまたま会場整理の係が持ち場を離れていたおかげで、状況を把握していなかった私は罪悪感を感じる前にグッズ・コーナーに入っていました(笑)。

販売していたのは、パンフの他にも、Tシャツ2色(各色2サイズ)、トレーナー、パーカー、デスクマット、マウスパッド、缶入りバッジ・セット、クリアフォルダ(5枚1セット)、ポスター、ポストカード等など。私の最大のお目当ては、CM全集1&2(▼)でした。(多分、デスクマット以外はデザイン一新だったり、新アイテムだったり・・・・かな?現在ファンクラブで買えるものとは違うはすです。)

CM全集Vol.1 CM全集Vol.2

コンサートは5分遅れ程度でスタートし、終演後ロビーへ出てから時計を見たら9時40分だったので、やっぱ3時間でしたね。“COZY”ツアーから「竹内まりや」のライブまでに、メンバーがすっかり固定した山下達郎バンド(仮称)こと、Nelson Super Projectの安定した演奏に支えられて、冒頭ライブの勘を完全に掴めていない感じだった山下達郎もドンドン調子が出てきて、とってもヨカッタです。

で、あんまり見事な演奏に魅了された上、山下達郎自らがバックバンドの凄さを称え、わざわざ拡大ジャケットを持ち出してきて、彼らの自主制作CD(▼左)を紹介。終演後に勢いで買ってしまいました。他にも、三谷泰弘のソロ・プロジェクト“esq”や佐橋佳幸のプロジェクト『山弦』のCDも販売していました。そうそう、予約販売というフレコミだった『LPボックス』(▼右)もありましたよ。

Nelson Super Projectの1st「Nelson Magic」 RCA/AIR Years LP Box